4月7日 さが桜マラソン


 4月7日、フルマラソンに生まれ変わったさが桜マラソンに出場するため、ひとり九州へ旅RUNしました。

 前日の土曜日、名古屋空港14時50分発の福岡行きFDA(フジドリームエアライン)にのり九州へひとっ飛び。7800円だったので新幹線よりぜんぜん安く済みました。
 しかし、天気予報では爆弾低気圧で大荒れと…。実際、熊本空港行きは到着地の天候により引き返すこともある条件付きの搭乗となっていた。幸い、福岡空港は今のところ少雨とのことで定刻通り名古屋空港を出発。格安飛行機なので揺れなど心配していましたが、飲み物やお菓子のサービスもありCAもおきれいで十分満足できる飛行でした。

 福岡空港には少し遅れて到着。宿泊先の博多までは地下鉄2駅。博多駅についたらすぐみどりの窓口で翌朝の佐賀までの特急の指定きっぷを購入。1席だけ空いていました。きっぷも購入し一安心して宿へ。宿泊は駅から10分ほどの西鉄イン博多。ビジネスホテルだが大浴場がありここに決めた。博多泊だとマラソン開催地のさがには翌朝特急電車でむかう必要があるが、部屋のユニットバスでは体が休まらないので、大浴場のあるホテルという点でここに決めた。
 チェックインしてから夕食を食べに再び博多駅へ。夕食は博多駅の一番街にあるお店でで牛タン麦とろ定食のLを注文。ボリューム満点の牛タンにごはんおかわり自由だったのでランナーにぴったり。もちろんごはんは大盛2杯いただきました。
 コンビニで朝食の買い出しをしてから宿に戻り大浴場で入浴後、9時過ぎには就寝。このところ疲れがピークで走れず、体調もすぐれないのでとにかく体を休めることに徹した。

 翌朝は4時30分起床。朝食はコンビニのおにぎり、サンドイッチ、カボチャスープなど。熱いシャワーを浴びてチェックアウト。6時博多駅発のかもめ1号で佐賀へ向かう。グリーン車でない指定席は1両分しかなく、満員ですべてマラソン参加者、女性が7割占めてました。

  
 
 佐賀まで40分ほど、佐賀駅を降りると雨。そして風もあり寒い。マラソン会場までは20分ほど歩く。会場に到着し着替えや貴重品預けをしているとすぐにブロック整列時間の8時。出店ブースを回ったり、写真撮っている時間もありませんでした。

 着替えの体育館はスペースも十分。男子の更衣スペースなのに応援の女性がたくさんいたのが少し気がかりでしたが、寒くもなくストレスフリー。荷物は袋に入れて着替えた場所に置いていくシステムでしたが、貴重品預かりがありこちらもスムース。フル第1回とは思えない運営の手際の良さにびっくりです。
 体育館から外に出る通路には給水テーブル。暑くなることを予想していての措置なのでしょうが、この発想もすごいなと感心。スタート前の給水所があるとは知らない私はペットボトル1本もってスタートに並ぶつもりでいました。ブロック整列もきちんとしていて安心。どこぞの大会のように横入りや無秩序になることもなく、ほんとに気持のいいスタート前。Aブロックだったせいもあるかもしれないが、いままでのどの大会よりもスタート前は落ち着いて準備できたとおもいます。

 低音がすてきなDJのアナウンスで開会。佐賀県知事の挨拶。昨年マラソン大会に参加した間かんぺいさんから来年はフルでと叱咤され1年で準備したそうである。桜マラソンと銘打っているが今年のサクラは散ってしまったと…。続いてゲスト紹介。ゲストは有森さんとミスインターナショナル2012グランプリの吉松さん、東京マラソン日本人トップの前田。さがが地元の吉松さん、ホントにおきれいでした。
 今回はとにかく予想以上にさむかったので、念のために持参していたかーちゃんのウインドブレーカーをきて走る事にしました。軽量なので途中で脱いでウエストポーチに挟んで走る作戦です。

  
 
 9時スタート。スタート地点を過ぎるとエアーシューターで桜吹雪の演出。こんなスタート初めて。爽快でした。
 さがマラソンのホームページにアクセスするとさがマラソンのテーマソングを聞くことができます。なかなかいい曲で、スタートの桜吹雪をみてテーマソングが頭の中で流れていました。
 ♪いこう その一歩とめないで つないでいけば きっと辿り着ける 
 ♪信じて突き進むんだ 決してあきらめないから♪ 

  
 
 さがマラソンのコースは県道を南下して佐賀県庁前、佐賀大学を経由して再びスタート地点の県総合運動場へ。ここまでで約10キロ。
 3キロ地点でウインドブレーカーを脱ぎました。


●スタートロス         0”10
         スプリット    ラップ    /km  
●5km   0’22”00   22”00   4”24
 4:30、4:28、4:21、4:16、4:25
 
●10km  0’43”59   21”59   4”24
 4:22、4:21、4:26、4:24、4:26
  
  

 10から20キロまでは田園が広がる市街地。「人生の一ページさが桜マラソン」の横断幕が素敵でした。応援も途切れることがありません。少し予定より速いが20キロまできっちりペース走ができていた。出来過ぎです。きれいな5キロのラップにびっくりです。

●15km   1’06”09   22”10   4”26
 4:30、4:20、4:23、4:22、4:35
 
●20km   1’28”19   22”10   4”26
 4:22、4:21、4:26、4:24、4:26

  

 22キロすぎから楽しみにしていた吉野ヶ里歴史公園内に。2000年をタイムスリップしたようだ…は少し大げさです。応援の方もいっぱいだし、園内に入ると聞き覚えのある「フー」と叫んでいる奇声が聞こえるし…。テンションが異常に高い有森さんがランナーをハイタッチで迎えていました。2年前の奈良に続き2回目かな。
 エイドでは給水カップに一口サイズのそうめんが用意されていました。

●25km   1’50”58   22”41   4”32
 4:25、4:29、4:29、4:39、4:39
 
 吉野ヶ里を出たら強烈な向かい風。呼吸も苦しくなりいよいよペースが落ちるがここで踏ん張る。前へ前へ…。

●30km   2’14”43   23”45   4”45
 4:33、4:50、4:48、4:45、4:49


 30キロ過ぎで折り返し。みんな向かい風に苦しそう。給水で足をゆるめると、その後スピードを戻すことができない。
 35キロ過ぎて多布施川河畔に入るとランナーを励ます声援が一段と大きくなる。応援を力になんとか4分台で走りきる。

●35km   2’38”41   23”58   4”48
 4:32、4:46、4:52、4:59、4:49
 
●40km   3’03”36   24”33   4”55
 4:50、5:00、4:43、4:55、5:05

●GOAL   3’14”10   10”54   4”54
 5:00、5:01、0:45
 
 ゴールのコースのイメージがなかったので競技場が右手に現れてからが長かった。13分台かと思われたがわずか及ばず。それでも、これまでのベストを2分以上更新する3時間14分10秒でゴール。

 前半のハーフ1時間33分24秒、後半1時間40分56秒なので満足できる内容ではないが、このところの体調や練習状況からすればよくできましたと言えるでしょう。
 フル参加者7487名中285位。50〜54歳男子部門 21位。

  

3時間14分10秒  総合順位 286位、年代別 21位

 ゴール後はヘロヘロ。しばらく芝生に横になるほど。なんとか歩きだし競技場をでるとやきもち、アイスクリームが無料で配布されていました。おいしかったです。
 でも一気に寒くなり体の震えが止まらない。急いで着替えて帰宅の途に。特急で博多に14時30分過ぎに到着。昨日もいった一番街で今度はビールとなんとか御膳を頂き一息。地下鉄で福岡空港へ向かい、飛行機に乗って18時10分小牧空港に到着しました。

 今回は一人で旅RUN。九州には24時間くらいしか滞在することができず残念でした。来年は2月に第1回北九州マラソンが開かれるそうです。子どもたちの受験がありますがきっとエントリーしてしまうでしょう。またひとつ旅RUNで訪れた県が増えました。走れることに感謝です!

 今年掲げた目標のフル3時間15分切り、ハーフ1時間30分切りを2週続けて達成することができました。50歳の内に達成できてほんとにうれしいです。

 次の目標はフル3時間10分切り。ハーフ1時間28分切りとします。達成できていない10キロ40分切りと合わせて、相当練習しないと難しい目標ですが今年中に実現したいです。